南八甲田登山道問題を考える材料にと思い、登山道を中心に撮ってみました。
この日は、雨の後で、じゃぶじゃぶ道でした。(日本一長い湿った道かもしれません。)
歩く秘訣は、どうせぐちゃぐちゃになるのだから、大胆に泥道に踏み出し、かつ転ばぬよう細心にです。
(余談ですが、5〜6月の雪解けの頃の矢櫃萢付近はかなりの水深になっている部分がありました。)
1.猿倉温泉→黄瀬沼分岐
2.黄瀬沼分岐→櫛が峯
3.駒ヶ峯分岐→駒ヶ峯→猿倉岳→猿倉温泉
歩いてみての感想
・普段でもグジャグジャのところが多いのですが、雨の後で、予想どおり、じゃぶじゃぶしてました。
・小雨、曇り、時々晴れ間の天気でしたが、日中でも14〜15℃で風があったため肌寒い感じでした。
・旧車道には部分的にロープが張られて、刈払い部分(登山道問題にもなっている)を通行させないように
誘導しているようです。が、誘導先の道は、えぐれた流水溝・たまり水・流水溝の上に草木が覆っている等、
安全な道とは言い難い(滑って怪我をする等)です。
筆者は、身の安全を考え、刈払い跡を利用させてもらいました。
問題になってる刈払い部分の道は安全に歩くためにはとても役立っていると思えます。
もし、写真にあるようなロープでの誘導先を道として活用するためには、木道等の整備が必要と
感じました。現状では誘導先は流水と深い水たまりもあり、道というより水路となっています。
・参考コースタイム(2003/8/上旬)
猿倉温泉6:20→11:45櫛ヶ峯13:20→18:00猿倉温泉
・気象データ(酸ヶ湯アメダス)
当日最高気温18.8℃
前一週間降雨量(mm)
3日= 5
4日= 1
5日= 0
6日= 0
7日= 2
8日=47
9日=50
当日= 3
2日前から雨が降ったような状況。
この日の登山道の独断的歩きやすさ評価
5段階評価で3が標準で、5が最高に歩きやすいとすると、
猿倉温泉→黄瀬沼分岐 =2〜3
黄瀬沼分岐→櫛ヶ峯 =1〜2
駒ヶ峯分岐→駒ヶ嶺 =1〜2
駒ヶ峯→猿倉岳→猿倉温泉 =1〜2