今年の北八甲田は、かつて見たことがない雪崩が発生しています。 また、亀裂も多いです。(2003年2月に赤倉岳の亀裂で転落事故も発生) 以下の写真は、安全に山歩きをするための参考として掲載しました。 (その他参考情報として、 八甲田山系の雪崩 雪崩亀裂事例マップ ) 雪崩付近は雪の状態が不安定で危険ですので、近寄らない方がいいと思います。 |
![]() 後日雪崩れた場所に、シュプールが見える(ここで全層雪崩が起こるとは誰も考えなかったのでは) |
![]() 南南東尾根から沢筋に向けて雪崩が発生 |
![]() 全景(中央やや左側が雪崩) |
![]() デブリ末端 |
![]() 雪崩起点(尾根から発生、標高は1400m付近) |
![]() 稜線部 雪崩l起点 |
![]() 沢筋に流れている |
![]() ※1 雪崩の圧力で崩壊した側面の雪 |
![]() ※1写真の側面、圧力で盛り上がったものと推測される |
![]() 中間部 |
![]() 中間部(※2) |
![]() デブリ末端(標高約1000m地点) |
![]() 沢筋を埋めたデブリ |
![]() 夏道寄りの沢筋に入り込んだデブリ末端(左側樹林が尾根) |
雪崩起点破断面 かなりの積雪がある(目測で約5〜10m程度)
デブリ末端 樹木で止まっている
![]() 4月27日 |
![]() 5月4日 稜線の雪が消失 |
![]() 5月9日 夕方 |
![]() 5月9日 新緑が迫る |
雪崩起点がスキーで登降に使用している尾根上から発生しているので、なるべく樹林寄りに歩いた方が安全と思われます。 (夏道ルートは雪崩の西側ですので安全です。) 冬場は沢筋に表層雪崩も発生していますので、沢筋には入らない方がいいと思われます。 また、注目すべき写真として※2に写っている、デブリの中に立っている数本の木が生きていれば、あるいは今後根付けば、 まばらな木がある場所でも大規模雪崩は起きていることになるのかもしれません。 |
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↑ 東斜面雪崩跡 (写真右側円形部分から右下方向へ流れた跡らしきものが見える) |
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詳細は、北八甲田雪崩亀裂事例マップ のコメントを参照下さい。
![]() 全景(高田大岳より撮影) 東斜面に雪崩跡が二筋ある |
![]() 全景(箒場岱コースから撮影) |
![]() 全景(箒場岱コースから) ミッキーマウスのような形にも見える |
![]() 左側 雪崩l起点(標高1400m付近) |
![]() 中間部 |
![]() 二筋の流れの下部 |
![]() 二筋の雪崩跡(高田大岳より撮影) |
![]() 左右二筋の雪崩起点 |
通常の箒場岱ルートの北側の沢沿いに発生し、その沢沿いに流れています。
一般の箒場岱ルートでも、北側の沢沿い寄りに亀裂が発生していますので、注意して下さい。
雪崩跡は二筋あることから、2回起こったものと推測されます。
雪崩報道:東奥日報web2003/5/2